謹賀新年

あけましておめでとうございます。旧年中はたいへんお世話になりありがとうございました。今年も変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

平成31年 元旦   藤井絞株式会社  藤井 浩一

2019年藤井絞年賀状

2019年藤井絞年賀状

2018年を振り返って

藤井絞は先週12月21日をもちまして、今年の業務を終了致しました。随分遅くの締めのブログとなり心苦しい限りです。ブログを書くのも年始以来と、ここ数年はHPよりもFacebookでの発信に重心を置いていますことをお許し下さいませ。

さて、藤井絞の2018年の目標は「ブランディング」でした。ブランディングに、より注力した1年間を目指しました。何をしてきたかなと振り返りますと、昨年のデザイン公募から生まれました藤井絞の製作する『59kimono 』は新しい取組でした。消費者の方々が着たいデザインを描き、人気投票で作るものが決まるという、たくさんの方々を巻き込んだ外に向けた働きかけは、今までにないプロモーションでした。結果『59kimono 』がよく知られる一役を担うことになり、そしてたいへんご好評を頂き、ご注文も今までで1番多かったです。

次に5月に開催されました『東京キモノショー』にて、藤井絞初のファッションショーを行いました。モデルは一般消費者の皆様にお願いし、ご自分の好きな藤井絞の浴衣や着物、帯でご登場頂く能動的参加型システムを取りました。多くの藤井絞ファンにお集まり頂き、また様々な藤井絞を実際にご覧頂くきっかけとなりました。概ね好評でしたので、来年の『東京キモノショー』でも行う予定です。

また新しい取組としましては『木綿のきもの』を作ったこともありました。そしてそれをきもの業界への発表より先に、秋に開催されました『きものサローネ』で消費者の方々に向け発表致しました。木綿に見えない素材感で、一反からオリジナルを染められるという特徴で、たいへん好評でした。今後はシリーズ化をして絹ではできない小回りのきく商品を目指したいと思っています。どこかでご覧になる機会がございましたら、是非お手にとってみて下さい。

最後に1番大きな取組だったのは、藤井絞のinstagramを始めたことです。今年の1月初旬から新入社員に任せて投稿をお願いしました。商品や工程を覚えたり、季節感を考えたり、言葉や文章が万人に伝わるように書くことは、彼にとってものすごくプラスになったのではないでしょうか。ご覧頂いている方もいらっしゃると思いますが、着眼点がなかなかで、手前味噌ですがよく考えた良い投稿が多く、藤井絞のアピールに大きく貢献しました。中でも、男物浴衣と、折りたたみ日傘の投稿は消費者からの問合せがたいへん多く、実際によく販売に繋がりました。instagramからの動きは、今までには無かったものが多く、結果がすぐに出る新しいツールとなりました。

ここまで書いてきて思うことは、どれも消費者の皆様に対する事例が多く、その為のブランディングであったという1年でした。藤井絞のSNS→消費者が見る→きもの業者に伝える→藤井絞に商品の確認(ここまでは情報の流れ)、(ここからは商品の流れ)藤井絞→きもの業者→消費者という新しい流れがより顕著になりました。これは狙っていたことで、結果、良い方向に進みました。希望小売価格を定めていることもこの流れを作る大きな要素でした。何回も申し上げたり書いておりますが、弊社は小売業をやっておりません。藤井絞の商品はきもの業者の皆様を通じて、消費者の方々への販売となります。その流れがよりスムーズになることが「ブランディング」の大きな目的なのです。その目的は少しずつですが、前に進んでいる実感を得た1年でした。藤井絞のinstagram、是非のフォローをよろしくお願い致します。 kyoto_fujiishibori

私にとりましては、京都に来て、会社に入って20年、そして社長になって10年の節目の年でした。振り返りますと良い事、そうでない事が交錯する少し難しい年だったと思います。来年は年男ですし『猪突猛進』が出来る最後の廻り年かなと感じております。やはり挑戦無くして新しいことは生まれませんし、良くなる要素が少ないことも否めません。いろいろと新しい取組の中から支持されるものが出てくると思いますので、多動的にどんどん進めていくつもりでおります。

最後になりましたが、今年もたいへんお世話になり、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。来年もより一層のご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。それでは皆様、どうぞよいお年をお迎え下さいませ。

藤井絞株式会社  藤井 浩一

 

 

 

 

2018年度【5-9kimono】解禁

藤井絞「Blue circus」

藤井絞「Blue circus」

藤井絞が設立当初から参画しております【59kimono】プロジェクト。5月から9月まで着られる“綿麻きもの”というジャンルを確立した59kimono、今年もいよいよ解禁です!
元々は「つくる人(メーカー)・売る人(取扱店)・着る人」の3者で立ち上がったプロジェクト。着る人の声を受け止めたもの作りをしようという意気込みからのスタートでした。7年目の今年はいままで以上に59kimonoらしさを全面に押し出したラインナップで、デザインを一般公募し藤井絞が手掛け商品化したアイテムが登場しました。その名も「Blue circus」と「Wisteria」。たくさんの応募の中から人気、柄、技法を考慮して選ばれ製作したものです。よく考えられた素敵な柄を染める生地を弊社オリジナルの『備長炭入り綿麻』を59kimonoで初めて使用し、柄、色、素材をとことんまで突き詰めました。その為、解禁になる前から問合せが殺到しています。いよいよ本日4月5日解禁です!詳細や取扱店はこちらです。http://59kimono.com/ 弊社のもの以外の商品もたいへんクオリティーの高いものになっています。是非手にされて下さい。どうぞよろしくお願い致します。

2018年『染織光悦會展』のご案内

染織光悦會展案内状

染織光悦會展案内状


4月に入り、藤井絞にとりましても新年度となりました。様々なイベントがありますが、弊社が参加致します第一弾の『染織光悦會展』のご案内です。
4月8日(日)11時から17時まで、京都文化博物館・別館1階にて開催されます『染織光悦會展』は、メーカー、問屋、小売、それぞれの立場で、こだわりの染・織を出展する展覧会です。弊社も様々なアイテムを技法と共にお見せ致します。どなた様でも無料でご覧頂けます。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

藤井絞『総合展 併催 絞り展企画提案の会』のご案内

京鹿の子絞工芸展出品作品

京鹿の子絞工芸展出品作品


きもの業界の皆様へ4月の「藤井絞展」のお知らせです。「藤井絞」は来たる4月2日(月)、3日(火)の2日間、【総合展 併催 絞り展企画提案の会】を開催致します。商品内容ですが、振袖・訪問着・留袖・付下・着尺・名古屋帯・襦袢・男物羽裏・男襦袢・小物、そして浴衣と、盛り沢山で展開いたします。4月は弊社にとりまして年度始めで、直近に棚卸しがありますので、1年で一番商品が揃っている月です。それ故、ありとあらゆる商品をお見せすることが出来ます。そして併催と致しまして、近年オファーの多い【藤井絞展】のご相談を承ります。絞り染めに関する文献や道具、また体験等、様々な企画をご用意しております。絞り染めのフォーマルからお洒落ものまでご覧頂き、貴社の企画の一つとしてお取り組み下さいますよう是非ご検討下さいませ。全国の呉服店の皆様のお越しを伏してお願い申し上げます。